除菌剤の話(後編)

除菌剤の話(後編)

アルコール消毒液は最も重要なところはアルコール度数。基本的には70パーセント以上必要とされています。 問題点は、菌やウイルスが死滅する前に揮発してしまう可能性があることと、引火性があり、濡れている部分とノンエンベロープ ウイルスには効果がなく、さらに手指消毒のし過ぎで手が荒れてしまう場合もあります。 除菌剤や消毒剤はそれぞれ長所や短所があります。 その性質を理解して使い分けすれば問題ありません。 しかし、プロでもない皆様がそれをやるのは少し難しいですよね。。 前編のお話から、全て補える除菌剤があればことが足ります。...
除菌剤の話(前編)

除菌剤の話(前編)

最近よく耳にするのは次亜塩素酸水、安全性と除菌力は抜群ですが、保存できる期間が短すぎるのが問題です。保存方法によっては数日で効果がなくなってしまいます。気付かずに使っていたら、ただの水という事もあります。 次に次亜塩素酸ナトリウムは塩素ガスの発生を抑えるためアルカリ性に調整しています。さらに安定化させるために強アルカリ性がほとんどです。厚生労働省が消毒液として認めているのはアルコールと次亜塩素酸ナトリウムだけです。ですので消毒、除菌効果は群を抜いているという事です。...
アルカリ電解水テレビの画面には注意

アルカリ電解水テレビの画面には注意

アルカリ電解水には帯電防止機能があります。 大手カメラメーカーのレンズ製造工程にて、コーティング前のレンズは静電気による埃の付着が許されないためコーティング前のレンズ洗浄にアルカリ電解水が使用されているそうです。 埃が付きやすい場所の多くは静電気を帯びているところがほとんどです。 勘のいいみなさんはひらめいたと思いますが、静電気を帯びていて埃が溜まりやすい場所=テレビと思ったと思います。...
新型コロナウイルスとアルカリ電解水について

新型コロナウイルスとアルカリ電解水について

除菌というのは、字のごとく菌を除くことです。ウイルスは菌ではないので除菌とは言いません。不活化とか失活と言うのが一般的です。 アルカリ電解水が新型コロナウイルスに効くか? ph12.5以上の環境では微生物(菌)は生きて行けないのでアルカリ電解水で除菌はok! ウイルスはどうでしょう? 新型コロナウイルスに関しては消毒液や除菌剤などのエビデンスは出ていなく、あくまで効くだろうという予測のもと推奨されています。 日本の消毒で厚生労働省が認めているのは、アルコール(エタノール)と次亜塩素酸ナトリウムだけです。...
新型コロナウイルスについて

新型コロナウイルスについて

新型コロナウイルスがいよいよ本格的に流行してきました。 ウイルスとは人や動物などの細胞の中でのみ増えます。他の生物の細胞に感染しない限り、自ら増えることができません。 自ら増殖はできませんが他の細胞に感染すると、たちまち増えてしまい重症化するケースが特徴です。また抗生物質が効きません。 もう一つは、消毒剤に対する抵抗性が低いのが特徴的です。 消毒剤に弱いのが特徴なはずなのにここまで流行してしまったのか考えると、色々な事があると思いますが、一つ考えられるのが適正な消毒剤が使われていないからだと感じます。...
お風呂掃除は難しい その1

お風呂掃除は難しい その1

あっという間に12月!!今年も残すところ3週間となりました。 先日、休みだった時に自宅の浴室を大掃除しました。 「医者の不養生」と言いますが、「お掃除屋さんも不養生」ですね!! 自分の家のお掃除は本当にやりません。っていうか、色々なテストをするのに汚れを育てています!! 浴室汚れは大きく分けて2種類あります。酸性の汚れ、アルカリ性の汚れが存在して洗剤も使い分けて使用する必要があります。さらにカビは塩素系の物も使用しなくてはいけません。カビ取り剤は実際アルカリ性ですが、パッキンのカビなどはアルカリ洗剤ではあまり効果はありません。...